もう夏も終わる頃・・9月(セプテンバー)にちなんだ曲紹介!
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もう夏も過ぎ去る直前・・9月ですね。
今年はひどい天気が多かったですね。完全に冷夏でした。
ずーっと雨で、一か月以上雨が降っていた地域もあったそうですよ。
あまりいつものような夏を感じる事は出来なかった方も多かったでしょう。
さて、今日は9月をイメージした曲を紹介します。
ドライブに、カラオケに如何ですか?
9月に聞きたい曲紹介!
せぷてんばぁ/クレイジーケンバンド
夏の終わりを予感させる曲です。
アコースティックなギターと、優しいピアノとボーカルが切なさを倍増させます。
夏にありがちな恋の終わりを切なく歌っています。
なかなか面白い曲だなと思います。
ボサノヴァ調なのですが、とても哀愁があり悲しい曲のようでもあります。
しかし、歌詞と歌い方でしょうか。少し面白い曲にも感じます。
途中に入るサンプリングの楽しい夏の日々の情景・・とても共感出来ますね。
良く作り込まれた曲で、軽く聞ける4分とは感じさせない曲です。
失恋の曲ですが、
ただただ9月の風景を感じさせるので、ドライブにもオススメですよ!
そして歌詞ですが、
最終的に会社を休む都合を付けるために歌っているようで笑えます(笑)
気だるい、少し寒くなってきた時期にも良いと思います。
サマージャム95/スチャダラパー
古典ラップでは名曲中の名曲だと思います。
これは真夏に聞くのもオススメなのですが、晩夏に聞くのもとても良いですよ。
イントロのサンプリングからわざと音を劣化させる技法を使い、
ローファイな音にする事によって意識を遠くに持っていかれます。
サビ部分の木琴のような音が夏に似合わないような気がしますが、
そこを逆にカッコいいと思わせるのがスチャダラパーSINCOの技ですね!
スチャダラパーは元々ミドルからスローのテンポを得意としていて、
この曲くらいのテンポが合うのは分かるのですが、これは格別です。
歌詞はなかなか面白く、
誰も書かなかった20代独身男性の何でもない夏、と言う感じです。
目を覚ましたら夏の暑さに負けるか!と思い、何もないのに外に出て、何も用はないのに本屋に行ったり蕎麦屋に行ったり・・。
夏休みの子供達を見て、ああ、あんな頃もあったなあと思い、
帰ってきては適当な晩御飯を食べ、タバコ臭い部屋をクーラーでガンガンに冷やし・・凄く共感出来るのです。
みんなそそのかされちまう、ついつい流されちまう、
結局暑さで参っちまう、この感覚は20代の男性なら凄く分かると思います。
特別なイベントは無いけど夏!
うーん、なんか無いかな?と外に出て、結局何も無かったり・・
9月に聞くと、ああ、こんな夏だったな・・
と少しセンチメンタルな気分にもなるのです。
一回は聞いてみて欲しい曲です!
すみれseptember love/一風堂
一風堂のすみれSeptember Love / cover 同曲同時upコラボ
80年代テクノポップの一曲です。
イントロのシーケンサーから、
ブワーっと太いシンセサイザーが響く部分が印象的ですね。
今の20、30代の大体同じくらいの年齢の方なら
SHAZNAがカバーしたバージョンをご存知では無いでしょうか?
90年代あちらのカバーもとても売れていましたよね。
(恐らくあちらの方が売れていたと思います)
テクノポップですが、曲中は殆どシンセサイザーは使われず、
むしろバンドサウンドが多いです。
カッティングギターが前面に出て、それにメロディが乗る感じですね。
歌詞がとても狂っている感じがとても素敵です(笑)
セプテンバーラブは分かりますが、すみれはどこから来たのでしょうか・・。
すみれは春の花、と言うイメージが一般的だと思いますし、
晩夏ではすみれは咲かないはず・・。
と皆さん思うでしょうが実はコレ、CMのタイアップソングなんです。
化粧品のCMで、元々すみれ色の化粧品を9月のCMで宣伝する為、
「すみれseptember love」なんです。
そう、この曲名はキャッチコピーだったんですね。
ちなみに動画が残っているので見てみてください。
途中でテロップで曲名(キャッチコピー)が出てきますよね。
と、豆知識も加えながら紹介を終わります。
終盤のシンセサイザーのリフレインする使い方など、
序盤と終盤のシンセサイザーの大胆な使い方が大好きです。
- アーティスト: 土屋昌巳,一風堂,見岳章,GILES DUKE,R.ARGENT
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: CD
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夏のクラクション/稲垣潤一
この曲は夏の終わりと言えば!で良く挙がる曲ですね。
稲垣潤一と言えばクリスマスのイメージもあるかも知れませんが、
この曲の哀愁漂う気だるさと言いますか、
まだ少し暑い、けど夏としては物足りない・・
そんなイメージをとても表現している曲だと思います。
場面としてはクレイジーケンバンドのせぷてんばぁと同じく、
夏の恋が終わり、その後残った男の物語ですが、
こちらは全て自分の責任だと後悔してる雰囲気です。
大人の曲として長年認識していましたが、
少し青さの残る青年の失恋の曲のようにも聞こえてきますね。
晩夏には一番オススメ出来る曲です。是非是非聞いてみて下さい!
セプテンバー/竹内まりや
1979年発表の曲ですが、とても楽曲のレベルが高い曲だと思います。
竹内まりや本人の歌唱力もそうですが、作詞が松本隆、
コーラスは数年後大ブレイクするEPOとバックも強力です。
ファンキーなホーンとカッティングギターですが、ちゃんと歌謡曲になっています。
メロディ部分は歌謡曲で、
他はブラックミュージックから引っ張ってきたような印象です。
歌詞は女性からの失恋の曲です。
流石に松本隆と言う感じですが、
「私一人が傷つくことが 残された優しさね」なんてとてもカッコいいです。
やはり同作者が作詞と言う事で、
木綿のハンカチーフに似ている部分がある歌詞でもありますね。
「彼氏の心が夏から秋に変わり、日差しが弱まるように心に影が射した」、
恋愛の終わりを良く表現していると思います。
飽きは誰でも来てしまう事がありますから、仕方無い事ですね。
ちなみに歌詞に出てくるトリコロールの服は赤・青・白の服みたいですよ。
この曲を聴くまで知らなかったです(笑)
SEPTEMBER/Earthwind&fire
Earth, Wind & Fire - September
セプテンバーと言う言葉を聞いて、一番最初に思いつくのはこの曲だと思います(笑)
youtubeの再生数が1億回を超えてますね!凄すぎます。
イントロの弦を叩きつけている音、スラップ奏法と言いますが、
実はコレ、ベースではなくギターなんですね。
当時でもコレはちょっと無い演奏方法で、聞いたときはビックリしました。
普通スラップはベースで演奏するものなのですが・・。
曲自体はもう説明のする必要がないくらい有名だと思うのですが、
この時期がアースの全盛期と言われていますね。
この曲が発表されたのが1978年で、大体75-79年あたりが全盛期と言われています。
強力なバックホーンと、重厚なコーラス・演奏力は当時群を抜いていました。
このポップな曲と、特殊な演奏方法まで行う
ギター担当のアル・マッケイがとても重要なメンバーでしたが、
この曲を発表した二年後、
リーダーのモーリス・ホワイトとの不仲で脱退してしまいます。
アル・マッケイが脱退してからはヒット曲が1曲しか生まれていない所を見ると、
やはりアルがとても重要なメンバーだと言う事が分かりますね。
もう一つ豆知識ですが、
この曲は元々ベストアルバムのボーナストラックの収録でした。
つまり元々そこまで期待されていなかった曲なんですね。
しかし後々シングルとして発売して大ヒット。
そのベストアルバムは後年更に完成度の高いベストアルバムになったと言う事です!
- アーティスト: Earth Wind & Fire
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1998/11/19
- メディア: CD
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まとめ
如何だったでしょうか。
9月はまだ秋と言うよりは、夏が終わる晩夏の印象が強いです。
ドライブやプレーヤーに入れて、
外で音楽を聴いてみると夏の思い出も蘇ると思いますよ!
是非今回紹介した曲は聞いてみて下さいね。