会社は嫌い!会社を辞めたい!そんなあなたに仮面社畜のススメ!
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仮面社畜のススメ
皆さんお元気ですか?
日々会社勤めをされている方、お疲れ様です。
でもたまにフリーランスの方を見て思いませんか?
「自分もああやって自分で稼いで生活したい・・」と。
でも会社にいないとお金が貰えないし大変で、
心が疲れていても頑張って出社しなければいけない。
そんな方々におススメできる本があります。
「仮面社畜のススメ」です。
今日はこちらを紹介したいと思います。
社畜・・会社の奴隷と言う言葉で、いわゆるネットスラングです。
会社に平日どころか休日まで時間を奪われ、
残業代は出ない、うつ病になる等、良い言葉では使われません。
筆者は本当はやりたい事があり、しかし今の生活をある程度維持したい。
つまり仮面社畜になりなさい、と説いています。
どんな実践方法があるのか、まとめてみました。
上司は自分で選ぶ、こんな上司にはついていかない!
いや、いきなりショッキングな言葉ですね(笑)
上司は選べないもの、なんて世の中では言いますが、
この本では真っ向から否定しています。
例えば、40代以降になっても中間管理職の上司がいますね、
でもそう言った上司には付いて行ってはいけません。
40過ぎの上司を見れば分かると思いますが、もうそのくらいになると
その後の出世が見えている人と、そうでない人がいます。
筆者はその事を重要視しろ!と語っています。
つまりどの上司に付いていくか、それを見極めなさいと言う事ですね。
そしてそう言った上司を見つけたのなら、自分から向き合う事、
プライベートもどんどん開示して行きましょう、と言う事を重要だとしています。
上司にはやたらと説教をして満足する人間もいますが、
こう言った上司には付いていかず、やらせてみて失敗した時、
その時初めて怒るような上司に付いていきなさいとも書かれています。
残業はせず、定時に帰る事を心掛ける
残業時間は今、労働問題で頻繁に話題に上がっていますね。
毎月この問題で親族が訴えているのを見る気がします。
一番新しい所で言うと、43歳のトラック運転手の方が自殺した事件でしょうか。
勿論このような極端な例で無くとも、残業時間が多いと言う方はたくさんいます。
その人によって様々だとは思いますが、例えば合計月40時間、60時間・・。
はたまた80時間以上と言う厳しい労働条件の方もいらっしゃるでしょう。
その上、残業代が出ない、などと言うヒドい条件で働かれている方、
実はかなりザラにいらっしゃるのです。
筆者はやりたい事があるのなら、
まず残業時間を減らす事を実行せよ、と説いています。
例えば80時間も残業時間があるようなら、まとめられる時間は必ずあるはず。
もっと言えば、仕事などは定時で終わらせられるはず、
むしろ終わらない場合は割り振られた仕事が多すぎるなど、
会社側に問題があるのだ、としています。
僕もこの本を読んで残業時間はかなり重要視するようになり、
残業時間は随分と減らしています。
一括で買えるまで家は買わない、ローンは組まない!
僕の友人も先日家を買いました。
まだ見せてはもらっていませんが、ちょっと楽しみです。
筆者は家を持つ事と、ローンを組む事が自分の成長をストップさせると言っています。
つまりどう言う事かと言うと、
家を買う事によって会社の言いなりにならなければならなくなる。
社畜としての鎖が強固になってしまう、と言う事を危惧しています。
ローンがあればどうでしょうか。
必ず一定の収入が無ければすぐに厳しい財政状況になり、家族もいる事でしょう。
足はさらに重くなり、自分のやりたい事が出来なくなり、
会社の仕事を最優先でこなすようになりますね。
筆者は家を買う事を
「自分から牢屋に入って、内側からカギをかけるようなもの」と語っています。
なかなかショッキングな表現ですが理解出来る部分もありますね。
ちなみにマイホーム思想と言うのは、戦前にはありませんでした。
戦後不動産を儲けさせるために国が行ったキャンペーンの一種だとか。
確かに有名人でもホテル暮らしの方や、家を持たない人は多数いますね。
会社に縛られる事を自分から進んで望むな!と筆者は語っています。
仕事も遊びも関係なく楽しむ
これは良くフリーランスで成功されている方から聞く言葉ですね。
昔は「仕事と遊び、キッチリ分ける事が出来る人が成功する社会人だ」
なんて聞きましたが、
今は仕事をする敷居がかなり低くなっています。
例えば堀江貴文さん、
ホリエモンなんかはiPhone1台で全ての仕事をこなしているそうですね。
昔はプログラマーで、
パソコンを誰よりも愛していた彼からそんな言葉を聞くとは驚きです。
確かに色々な側面から見れば、仕事はもはや携帯電話でもある程度こなせますし、
アプリでも何でも電車の中でさえお金が発生する世の中です。
つまり仕事も遊びも関係なく楽しむ、と言うのは最終的な結果だと思います。
好きな仕事をする事によって、お金が発生すると言う事を
筆者は説きたいのだと感じました。
難しいかも知れませんが、一歩一歩着実に前に進んでいけば
そう言った明るい未来が手に入りますよ、と筆者は考えています。
内緒でもいいから会社の近くに住むようにする
これは自分の体験談と言うか、後輩から聞いた話なのですが、
お金が勿体ない!と言う事で、片道1時間程かけて現在の職場に来ているそうです。
この話を聞いた時はちょっとビックリしました。
何故かというと、確かにその職場の辺りは地価が高いのです。
しかし電車で10分もすればグッと低くなり、家賃も安めに抑えられます。
もしかすると、この後輩は少しのお金の為に、
往復2時間と言う時間を代償にしているのでは・・と思いました。
確かに電車の中でも携帯電話で仕事は多少出来ますし、
実際不便は無いのかも知れません。
しかし家で出来る事と、
電車の中で出来る事を考えれば、前者の方が遥かに出来る事は多いですよね。
前述したホリエモンは例外としても、
家に帰れば携帯よりも便利なパソコンがありますし、
何より集中出来る、疲れを癒す環境があると思います。
電車の中には無いもの、出来ない物がたくさんあると思います。
ですから何か他にやりたい事があるんだ!と言う方は
是非会社の近くに住む事をおススメします。
具体的な数字を出すと、通勤時間往復20分の時間を削除出来るのであれば、
月22日労働として440分、7時間と20分余裕が出来る事になります。
本当にやりたい事があるなら、職場の近くに住むことをオススメします。
ちなみに筆者も若い頃は職場の近くに住み、
かと言ってお金は無いのでボロアパートに住み、
ホテルで新聞を読む生活をしていたそうですよ。
通勤時間はスマホを見る事!
毎日電車に揺られ、殆ど身動きの取れないまま時間を過ごす。
これは確かに無駄な時間と言わざるを得ませんね。
中には新聞を見る人もいますが、
今の時代かさばりますし、満員電車では迷惑行為になるでしょう。
そこで携帯電話の登場です。
スマホであればニュースアプリがたくさんあります。
アプリだとウェブで見るよりスマホに特化したデザインになっているので、
見やすく、情報も吸収しやすいのが特徴です。
満員電車の中でも、携帯電話を見る事が出来ればこれは非常に便利な行為です。
新聞の何倍も効果が出ると思います。
また、携帯で仕事のやり取りをしたり、
アプリの作成も行う事が出来るでしょう。
筆者は「貴方は牢屋の中で小さなドリルを手に入れたようなもの」と語っていますが、まさにその通りだと思います。
まとめ
如何だったでしょうか。
社会人と言えども夢はあります。
そしてその夢を叶える為には精神的な安定が必要、
と言う方はたくさんいらっしゃると思います。
この本は生活は安定させつつも、
その中でどれくらいやりたい事に向かって時間を割けるか、
そして会社には無駄がないかを知る本です。