2018年実写映画公開予定!いぬやしき重要人物&ストーリー紹介!
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は~・・長期連休後は非常に仕事が面倒くさい・・。
皆さんこんにちは!
夏といえどずっと雨で気も滅入りますね。
今年は本当記録的な長期間に渡る雨だそうです・・。
そんな気持ちも漫画を読んで吹き飛ばしましょう!
今回も実写映画化される漫画、いぬやしきを紹介します!
作者はGANTZで有名になった方です。
表紙を見ると、ホームドラマ的な漫画かな?と思うのですが、
内容はGANTZに勝るとも劣らないメカとバトルの応酬です。
いぬやしきのあらすじ
主人公である犬屋敷壱郎は58歳、
何の変哲も無いいわゆるしがないサラリーマンでした。
背が小さく、昇進も無く、人付き合いも薄く、とても大人しい性格で、
後は定年を迎えるだけ・・と言う人生でした。
家族からも尊敬されず、一戸建てを建てても文句しか言われない、
犬を飼うにしても保健所から引き取るとの事で誰も関心を示さない有様です。
しかし、彼には人一倍強い正義感があり、
いつも社会の悪事を横目で見ては、
見て見ぬふりしてしまう自分に自己嫌悪する日々を送っていました。
そんなある日、飼い犬と一緒に広場を散歩をしていると、
突如空が明るくなり、とてつもない爆発音と共に意識を失ってしまいます。
目覚めた彼には何か身体に異変が起こっているのを感じます。
彼は何者かにいわゆるロボットに作り替えられていたのです。
ロボットになった自分が何をすべきか、出来るのかを綴ったストーリーです。
いぬやしきの主な登場人物
犬屋敷壱郎
背は小さく58歳とは思えない老け顔、
冴えないサラリーマンを完全に絵にしたようなキャラです。
彼は医者からガンを宣告され余命3か月と言われるのですが、
ロボットに作り替えられて以降、病気とは無縁になり、
近視、老眼や調子の悪い部位も全て改善回復!
逆に人間の感情である涙が出なくなり、
物を食べる事も出来なくなりました。(一応出来ますが消化はされないようです)
誰よりも強く、頑丈になり、空も飛べるようになった彼は
人々の臓器すら治す事が出来るようになり、
能力も強化、死んだ人もすぐであれば生き返らせることも可能になりました。
自分はロボットになったが、他人を救う事で自分が人間であると言う事を証明する為、
人々を毎日治す日々を送っています。
とても優しい性格のおじさんで、
正義感が強いため毎日病院に行くシーンは涙が出ますね。
本当にこんな人いたら・・と思います。
ヤクザとの抗争でもたった一人で組を潰したり、
冴えないサラリーマンから一躍正義のヒーローになりました。
ただここまで来るとラストが怖いどんでん返しがありそうで少し心配です・・。
獅子神 皓
広場に隕石が衝突する際、犬屋敷と一緒の場所にいた少年です。
彼もまた同じくロボットの身体にされてしまいます。
しかし彼は犬屋敷と全く正反対の、
殺人を犯す事で自分が人間である事の証明、と考える人物でした。
つまり客観的に見ると、犬屋敷は正義、獅子神は悪のイメージが付きます。
彼は自分を匿ってくれた
少女や、母親、幼馴染に対しては以前と変わらぬ態度を取ります。
しかし、悪人どころか普通の市民に対しても冷徹で、理由無き殺人を繰り返します。
ロボットの身体の順応には彼の方が犬屋敷よりも早く、
人々の叫び声が場所で分かる犬屋敷でも、序盤は彼を探し出す事が出来ません。
スマホやUSBと言った物も武器にするので、
若い彼の方が様々な物を使いこなすのが早かったのかも知れません。
終盤では遂に犬屋敷との対決になりますが、
色々な人どころか日本と言う国全体を揺るがすバトルになります。
悪の限りを尽くした彼は一体どうなってしまうのか、最後まで目が離せませんね。
安堂直行
同級生にいじめられ、引きこもりになった少年。
獅子神がロボットになり、自分に起こった事を最初に告白した人物でもあります。
獅子神とは幼馴染でもあり、獅子神に学校の事を心配されています。
最初はロボットの身体になった獅子神を羨ましがり、
一緒に街に繰り出し色々な悪戯をして楽しみますが、
自身をいじめている同級生を皆殺しにした光景を見て我に返ります。
それからは獅子神と距離を置き、
同じようにロボットになった犬屋敷を叫び声で誘導し、自身と引き合わせます。
以降、犬屋敷のアシスタントのような形を取り、
一緒に同行するのが常となっています。
いじめられていたせいもあり、最初は少し捻くれた性格をしていましたが、
犬屋敷が人々を救う光景を見て号泣。
その後は本気でサポートする事を誓う犬屋敷の仲間になります。
彼の目的は獅子神を破壊する事ですが、
親友である獅子神を倒す展開はどうなるのか見物です。
映画に出てくる!?重要エピソード紹介
ヤクザとの闘い
ある日、平凡で穏やかな生活を送っている女性、井上に不幸が降りかかります。
可愛らしい女性で、結婚を決めている男性もおり、充実した人生を送っていました。
しかし、そんな彼女の前に鮫島と言う講談組のヤクザが襲い掛かります。
鮫島は残虐非道な性格をしており、
手に入れたいと思ったものはどんな手を使っても手に入れる男です。
彼女は覚せい剤を使用され、鮫島にレイプ寸前まで追い詰められます。
しかし、近くにあった日本刀で鮫島を撃退。
逃走を図ります。
そんな中、彼氏である悟の声に気が付いた犬屋敷は彼と合流。
犬屋敷と一緒に彼女を助けるべく考えますが、
そんな暇もなくヤクザに自宅を襲われます。
首を絞められ死んでしまう悟。犬屋敷も同じく銃で撃たれ仮死してしまいます。
ロボットの身体が再起動後、
悟を蘇生させる犬屋敷は、ヤクザへの復讐と彼女奪還に燃え上がります。
この時の犬屋敷は本当にカッコいいです!
講談組の会合に使われているホテルに到着後、
子分を何ともせず鮫島に直進する犬屋敷。
場所を変えようと言う鮫島に応じ、タイマンを張る犬屋敷。
勿論これまでの経緯を見れば見なくても・・と言う状況なのですが、
今までがあまりにもひどく陰鬱とした展開だったので、
鮫島を圧倒する犬屋敷のシーンは見ていて爽快感があります。
子分も銃を持って応戦しますが、犬屋敷には全く効き目はありません。
ここで犬屋敷は
「今までやってきた行いを悔い改めながら生きてください」と反省を促し、
その会合に集まっていたヤクザ全員の両目と脊髄を損傷させます。
今までも十分に強い側面を見せてきましたが、
相手を圧倒したのはこれが初めてのシーンでした。
最後は井上も助かり、ハッピーエンドとなる締めで読後感も良かったです。
獅子神との死闘
犬屋敷の娘である麻里が突如獅子神の破壊活動に巻き込まれます。
高層ビルの中に閉じ込められ、火の海の中携帯電話で家族に別れを告げます。
被害にあったビルに急行する犬屋敷、しかしそこで獅子神と出会います。
麻里がビルの中に閉じ込められていると言う事実、
同じロボットの身体なのに自分が悪者にされ、
犬屋敷は神様のように崇められている事を恨み、
犬屋敷に麻里を救い出させまいと闘いを仕掛けます。
序盤は闘いたくないと防戦の犬屋敷でしたが、
麻里を助けるため獅子神を倒さなければならず、闘いに応じます。
結果、獅子神を損傷させ無事麻里の元へ救出に行くことが出来た犬屋敷。
火の海の中で麻里を助ける事が出来た犬屋敷は、
もう自分の秘密を隠すことが出来ず麻里に秘密を打ち明け、
その後も被害に遭った人々を救出に向かいます。
それを目撃した多くの人達からテレビ局に映像が流れ、
犬屋敷は全国的な正義のヒーローとして迎えられます。
一方、獅子神は両腕を損傷し、誰からも信頼を得られず悪として追われる身・・。
この二人の対比が更に増したストーリーでした。
家族との絆
獅子神との死闘の後、犬屋敷は遂に決心します。
家族に全てを打ち明け、自分はこの家を出ていこうと・・。
事実を知っているのは麻里だけですが、犬屋敷は家族を集めて全てを話しました。
沈黙の後、出ていこうとする犬屋敷に
母親である万里江は犬屋敷に新婚旅行はどこだった?と聞きます。
事細かに熱海旅行の話をするロボットである犬屋敷。
聞いている途中で我慢出来ず泣き出し、
「あなたは人間じゃないの!」と抱き着く万里江。
続いて麻里も泣き出し抱き着きます。
今まで言いたい事も言えず、ただただ我慢してきた父親。
家族には不甲斐ないと思われていましたが、
それでも懸命に働いてきた犬屋敷が救われた感動のシーンです。
冷たい言葉は吐くけれども、心の中では大事に思っているよ、
と言うメッセージが込められた感動のストーリーでした。
いぬやしきのまとめ
如何だったでしょうか。
実はこの「いぬやしき」、10巻と言う比較的少ない巻数で終わってしまうんです。
昔と違って、今は巻数の短い漫画でもアニメになったり、映画化しますがこの漫画もそうでした。
ダウンタウンの松本人志は漫画を実写化する事に対して原作を超えた事がない、
と否定的なコメントを出していましたが、一回見てみないと分からない事もあります。
ファンとしては見ていて楽しいという事もありますし。
2018年実写映画化しますので、皆さんも是非見てみては如何でしょうか!