ホリエモンのビジネス本『君がオヤジになる前に』レビュー。

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ホリエモンこと堀江貴文さんは、実業家、作家、タレント業などをこなしている人です。最近ではバラエティーに頻繁に出演していますよね。

堀江さんの足跡

堀江さんの人生は波瀾万丈です。中でも、ライブドア代表取締役社長だった頃の「球団買収計画」と「ニッポン放送買収計画」は当時度肝を抜かれました。日本の企業体制の変革を予感させられた大ニュースだったのですが、惜しくもどちらも失敗に終わっています。

その後、証券取引法違反容疑で逮捕されました。実刑判決がくだりましたが、刑期を終えてからの釈放後には現在の精力的な活動を行っています。 

堀江さんの本

堀江さんは失敗してもまた這い上がってくるしぶとい人ですので、その冒険心と行動力から絶大な人気を誇っています。特に、起業を志している方には憧れの対象になっているようです。ビジネスのカリスマ的存在として、多くの方に影響力のある人だと思います。

 

そして、堀江さんはビジネス本も多く執筆しています。今回はその中でも特に内容も面白く読みやすい本を紹介したいと思います。

『君がオヤジになる前に』

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タイトルから心に来るものがありますね。

君は「オヤジ」になる前に何をするべきなのか、色々と前向きな意見が書かれています。子供のころは自分が「オヤジ」になっていくのなんて先のこと過ぎて考えられなかったですよね。それが10代、20代、30代と年を取るにつれて「オヤジ」が近づいてきます。

 

ですが、ここで言う「オヤジ」とは年齢的なものではないのです。年を取っていてもかっこいい人たちはたくさんいるから。

「オヤジ」は、不満や不安を抱えながらもより良き方向へ改善しようとしない、今を諦めた人たちのことです。堀江さんは、現状に不満を持ちながらもそれを打開しようとしない「思考停止状態」になってしまうことを批判しています。

 

「思考停止状態」になることは「オヤジ」になること。君が「オヤジ」になる前に、この本を読んでおくことをおすすめします。

 

「実行力」が鍵

堀江さんは世間的に見て、突き抜けています。先ほど紹介した経歴からもわかりますが、とても大きなことをやろうとしていてやることが派手です。

この本では、「アイディアよりも価値ある実行力」という言葉が使われていました。

インターネットが普及した現代社会には「アイディア」に価値はない。その代わり、アイディアよりも圧倒的に価値があるのは「実行力」。

思いついたことを努力して、形にした人が評価されるべきだと主張されています。

私たちも思いつきを言うだけでなく、実行して努力して行きたいものですね……。

 

まとめ

『君がオヤジになる前に』には堀江さんの挑戦心のようなものがちりばめられています。これから事業を興そうとしている人だけでなく、日々を頑張っている人たちみんなに読んで欲しい本です。

やや辛口な語りぐちで、読む人の背中を押してくれると思います。