オススメ本紹介!堀江貴文「我が闘争」

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皆さんこんにちは!
今日はちょっと仕事の話をします。
皆さんも、恐らく色々仕事で悩んでいるかと思います。

本来の仕事の難しさであったり、もしくは人間関係だったり、
はたまたこの仕事は自分に向いているか?等の根本的な問題だったり・・。
僕も常々仕事に対して疑問を感じています。
そんな中出会った一冊の本があります。

今回紹介する堀江貴文氏の「我が闘争」は、
自身の自叙伝でありながら、仕事に対する考え方も載っている本です。
メディアには散々酷評された事もある彼ですが、
今もネット界隈では言動が注目されていますよね。
そんな彼から掴めるものがあるはず!と思い、
今回は彼の生き方をまとめてみました。

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・2011年、逮捕された事で

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 刑務所に入る事になった彼は、

 仕事をしている内は寂しさを忘れる事が出来るようですが、
 独房に入ってい独りの時は耐えられない孤独を感じてしまうようでした。
 そのような中で、独房の中で何が出来るか、彼は考えます。
 何も出来ない状態は苦しい、しかし一つだけ出来る事がありました。
 それは過去を思い出し、振り返る事です。
 いつも前だけ見て来た彼ですから、今回はチャンスとばかりに
 今回限り過去を振り返り、本にしようと考えました。
 彼の心からは孤独が無くなり、再度彼は獄中の中で仕事に没頭していきました。

 

・少年時代

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 彼には自由な少年生活は皆無に等しかったと言えます。
 長崎は周りが田んぼ、文明的な物は殆どありませんでした。
 そんな中で、1つだけ家に外部と接触するアイテムがありました。
 それは百科事典でした。
 本来子供の読むような本ではないですが、
 絵本や漫画本のように脚色されておらず、事実だけを淡々と書いたこの本は
 少年自身に多大な影響を与えました。

 これが全ての始まりと言っても良いかも知れませんね。

 彼の情報収集力はこの何も無い、と言う経験から来るものだと思います。


・あるきっかけ

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 小学生からずっと100点を取るのが当たり前で、
 最終的には先生の机で採点をしてしまう(!)状態だったらしいです。
 それに身体も強く、癇癪もちでわがまま。
 そんな彼を見兼ねた先生は数多いそうです。
 しかし、そんな中で一人だけ彼の理解者になる先生が現れました。
 その女性の先生はいつも彼のやる事を「面白い」と理解を示してくれました。
 彼はそれが嬉しく、その先生とはよく話をしたそうです。
 
 その先生からある日、彼に「貴方は塾に行きなさい」と言われるのです。
 勉強が出来る彼は不思議でたまりませんでしたが、
 彼女曰く「面白い生徒ばかりだから」との事。
 親に頼み込み連れて行ってもらうと、

 先生の言う通り面白い生徒ばかりでした。
 彼の根底にある「面白い」と言う感覚は、この時に養われたようです。

 

・気性の激しい母

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 彼の実家にはちゃんと両親がいました。
 しかし、母の気性の激しさは後年彼が何度も言う通り、
 かなり激しいものだったようです。
 ある日、いきなり郵便局のバイトに行け!と命令したり、
 今日から柔道を習え!と命令したりとかなりせっかち?な性格。
 遂には彼も反論するようになるのですが、
 討論では叶わないと知るや、包丁を持って脅すほどでした。
 彼はこんな実家にうんざりして、18歳で東京に出る事を決意します。 

 この母親のエピソードは凄いですね!

 彼自身は「不器用な母」と感じているらしいですが、

 実の息子に包丁を突き付けて脅すなどは考えさせられてしまいます。

 今風に言えば毒親になると思いますが、

 この家庭では早々に独り立ちするのは正解ですよね。

 

・中学時代

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 彼は中学時代、まだパソコンと言う言葉すら知られていなかった時代に、
 パソコンを親に頼み込んで買ってもらいます。
 それ自体はとても良いパソコンだったのですが、
 当時のインターネットは殆ど誰も知らない世界
 狭いコミュニティの中で会話出来る程度でした。
 ですが、彼はその繋がりへの感動を忘れる事が出来ず、
 次第にパソコンにはまっていくのでした。

 そんなある日、ある塾でパソコンのシステム入れ替えが
 あると言う事がありました。
 そこで彼は頑張ってたった一人でそのシステムの仕事を完了させます。
 給料は10万円。中学生には大金です。
 しかし、彼はそんなことよりも
 自分の能力で仕事を完了させ、

 報酬を貰ったと言う感覚の方が強かったと語っています。
 これが後に彼の「働きたい」と言う原動力になっているのでしょう。

 

・高校時代

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 パソコンはホコリが積もっているような状態になりました。

 パソコンはいわゆる「オタク」向けのものになりつつあり、

 彼自身のイメージする未来が見えなくなっていました。

 この頃は高校受験に力を入れるようになります。

 

・受験勉強の面白さ

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 彼は受験勉強をゲームと考えていたようです。
 ポイントは必ず1ページ1ページ集中して勉強する事!
 そして8時間以上の睡眠を摂る事を心掛けていたようです。
 あまりにもハイペースで進めるのが受験勉強と言うイメージですが、
 彼はあくまでもマイペースで続けていました。
 四当五落と言う言葉があるようですが、
 彼はその言葉を真っ向から否定しています。
 現在他のインタビューでも睡眠時間は今でも大事なものですと答えています。

 今も続く堀江貴文像に大分似通ってきましたね(笑)

 昔CMにもなっていたのを覚えていますが、

 「受験はやり方、効率なんですよ」と言っていたのを思い出します。


・運命を変えたヒッチハイク

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 彼が受験勉強をクリアして何と東大に入学した頃、
 彼の運命を大きく変える出来事があります。
 それは、ヒッチハイクでした。
 友達とヒッチハイクする事によって、
 内気だった彼の性格・できっこないと思うネガティブな性格は変化して行きます。
 遂に目的の大阪までヒッチハイクで到着した時、彼は大変自信が付いたそうです!

 彼のターニングポイントとして挙げられるのがこのヒッチハイクです。

 このヒッチハイクの経験が後の起業後の営業に大いに役立った、

 と彼は良く言っています。

 

・そして起業へ

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 在学中、就職すると言う選択肢は無かったという彼でしたが、
 元々コンピューター関係に勤めていた為、その道に進みます。
 塾のアルバイト中、弛緩しきった空気の同じ東大生を見るたびに、
 「僕はこんな人達のようにはなりたくない!」と胸に誓っていたそうです。
 結局、独立と言う形を選び、ネット関係の会社を退社、
 在学中のまますぐに起業と言う道を選びます。
 この時、会社からは月60万円と言う破格の給料を提示されていましたが、
 もはや起業しか見えていなかった彼は
 安いマンションの一室を事務所として、中古家具を揃え、
 東大を中退と言う形でオン・ザ・エッジと言う会社を設立します。
 会社はインターネット創世記に

 様々な企業・アーティストの公式HPを作成すると言うもの。
 例えば小室哲哉やglobeの公式HPにも携わったそうです。
 この行動力は見習わなければなりませんね。

 

・ライブドア問題

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 2011年、彼は逮捕されてしまいました。
 しかし、彼も獄中の中で日記を書き、それを本にして出版した「ゼロ」。
 そして今回の「我が闘争」があります。
 どちらも自分の過去を振り返る本ですが、

    どうしてか、読者を勇気付けるような内容になっています。

 

・まとめ

 如何だったでしょうか。

 堀江貴文と言うと、つまり「ホリエモン」ですよね。

 彼のイメージは私自身、この本に出会うまであまり良くないものでした。

 でも、彼の生い立ちや仕事への様々な行動力、考えを見るうちに

 誤解していた部分もあったな、と反省しました。

 この本はkindleや古本でも手に入りますので、

 どうぞ機会があれば読んでみて下さい!