ギャグマンガ日和について!面白いエピソードまとめ
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本日は先日紹介したギャグ漫画の中から、
僕が一位に選んだ「ギャグマンガ日和」について紹介したいと思います。
先日も説明しましたが、
この作品は更に知ってもらいたいです。
何故ならそれはシンプルに僕が今までで一番笑ったギャグ漫画だからです(笑)
それでは紹介をどうぞー
ギャグマンガ日和って何?
月刊少年ジャンプ2000年1月号から連載が開始される。
2007年12月号から月刊少年ジャンプ廃刊により、ジャンプスクエアより連載開始。
また、同社別雑誌のVジャンプや週刊少年ジャンプにも読み切りを掲載。
2005年からはアニメが開始されると、
本作のギャグをパロディする他漫画も多数現れ、
影響力の高いギャグ漫画の一つとなった。
ギャグマンガ日和の主な登場人物紹介
ここからは主要キャラ紹介です。
聖徳太子
歴史上の人物としてお馴染みの偉人。
こちらの作品ではかなり頭の悪い天然キャラになっていますが、
たまに真面目な面を出してくるなどツッコミ所の多いキャラです。
子供っぽい性格で、ツッコミ担当の小野妹子をよく困らせています。
無理矢理の制度を作り、この頃の位の高い人はジャージを着ています(笑)
(とは言っても太子と妹子以外着ている人は描かれていませんが)
何故か遣隋使として同行したり、
隋の皇帝を倒したり法隆寺を一日で壊したりなど、
歴史的な部分は導入部分だけ模倣し、他はギャグ漫画らしく壊されています。
キャラの引き出しの多さから本作では人気1、2位を争う程の人気です。
カレーが好き。
小野妹子
こちらも歴史上の人物としてお馴染み。
ツッコミ役の為真面目な性格をしていて、太子と違い人望も厚いようです。
いつも太子の尻ぬぐいをさせられたり、
嫌な目に遭うので太子に対してはぞんざいな振る舞いが多いです(笑)
ジャンケンをしながら歩きたい!と言う太子を撒いたり、
巻物を叩きつけたり果ては花瓶の破片を額に突き刺したりと、
かなり強めなツッコミが持ち味。
でも太子がいない所では多少(笑)太子を気遣ったりと、
世話焼きな部分もあるキャラです。
アニメでは途中で男性声優から女性声優に変更されます。
(事務所の問題だそうですが、当時ビックリした思い出があります)
松尾芭蕉
こちらも聖徳太子と同じくらい掲載される人物です。
単行本一巻につき太子と芭蕉は必ず一回使われる程、こちらも人気キャラです。
御存じ歴史上では俳聖と呼ばれる俳句の神様、松尾芭蕉。
本作では天然が強く、かつアホ(弟子の曽良曰く)、
自惚れが強いなど個性的なキャラになっております。
大体弟子の曽良に舐められ、虐げられるシーンが面白いシリーズなので、
毎回のように変な発想をしては俳句にまつわるエピソードで自滅しています。
本当に、ごくたまーに俳聖としての姿も見られます(笑)
曽良
今まで紹介した中では殆ど知名度の無いキャラですね。
でもこちらもちゃんとした歴史上の人物で、松尾芭蕉の弟子です。
しかし、歴史と違う所は上記で描いたように芭蕉を完全に舐めきっています(笑)
分かっていても芭蕉を偽物と断定したり、芭蕉のお金を自分で使ったり、
芭蕉をおもちゃにしながら旅を続けています。
特に初期に出てきた芭蕉の為に考案された「断罪チョップ」のくだりは必見です!
当時腹がよじれる程笑いました。
現在に至るまで一回だけ芭蕉を素直に褒める部分がありますが、
そこは結構な名シーンなのでそこも見て頂ければと思います。
(単行本4巻収録)
ギャグマンガ日和で僕が腹がよじれる程笑ったエピソードBEST3
3位:死んだ私とアマンダさん(単行本3巻収録)
主人公は本山素子と言う女の子。
水の張っていないプールに飛び込み死んでしまったのですが、
幽霊としてさまよい続ける中、同じ幽霊のアマンダと言う外国人女性に出会います。
このアマンダさん、色々ぶっ飛んだキャラで、
幽霊なのに物や人間を掴めたり、
素子に辛辣なアドバイスを送ったり得体のしれない人物です。
死んでいる素子に「生きてさえいればきっといいことありまーす」
とアドバイスするシーンがお気に入りです(笑)
その後、死神が現れ二人をあの世に連れていってくれる事になるのですが、
その際アマンダさんが気を利かせ、
ある方法で素子を生き返らせると言う提案をします。
死神としてはもう死んだ人を生き返らせるのはご法度、許せることでは無いのですが、
ここでいきなり目からレーザーを打つアマンダさんで腹筋が痛くなりました(笑)
何の伏線もないのにいきなりレーザーを打ち込むアマンダさんは爆笑必死です。
どうやって生き返ったのか?等、手に取って読んで頂ければと思います。
十年以上前の話ですが、未だに記憶に残る名エピソードです。
2位:名探偵うさみちゃん(単行本複数巻収録)
「変態と言う名の紳士」と言う言葉を、ネット上で見かけたことはありませんか?
その言葉の元ネタがこのストーリーです(笑)
主人公はタイトルの通りうさみちゃん、サブの主人公がクマ吉です。
小学校で起こる怪事件の謎を解くストーリーですが、犯人は100%クマ吉です(笑)
あらすじを説明すると、
学校のアイドルニャン美ちゃんが性的な被害に遭う
→うさみちゃんのインスピレーションが働く→クマ吉逮捕
本当にただこれだけなんです!(笑)
ですが、勿論この中でバリエーションがあり、
ゲストキャラも複数登場し飽きの来ない面白さがあります。
既に犯人は分かっていますが、
どんな経緯で逮捕されるのか、と言う部分が面白いです。
たまに突拍子もなく1ページでクマ吉が逮捕されたりするので、
そう言った所も面白いですね(笑)
アニメ化もされておりますので、是非是非読んで頂きたいと思います。
1位:ソードマスターヤマト(単行本5巻収録)
堂々の第1位はソードマスターヤマトと言うお話です。
これもネット界隈では良くパロディされています。
部分的な面白さではなく、全体を読んで面白いと思える作品ですので、
是非単行本で見て頂ければと思います。
あらすじとしては、ある漫画家が編集に電話で打ち切りを伝えられます。
打ち切りと言う事で、ページ数も短くまとめろと言われますが、
如何せん伏線を張り過ぎたせいで数ページではまとめられない・・。
しかし編集はそれでも何とかしろと無茶を言います。
その結果が・・と言うストーリーです。
前半にどう言った漫画を作るのか、と言う主題を置いて、
後半にその結果の漫画を見せると言う手法で斬新でした。
生き別れの妹がいると言う伏線は、
「いるような気がしていたがそんなことはなかった・・」と言うセリフで片付けられ、
四天王のサイアークは10回刺されないと死なないと言う設定が
「実は1回刺されただけで死ぬぞォォ!!!」とサイアーク自身が発言するなど(笑)
怒涛の雑な伏線回収をして強引に連載が終了します。
この作品の何が凄いかと言うと、面白いだけではなく、
今までに無かった斬新な設定だと言う事です。
まとめ
実はギャグマンガ日和と言うのは、その漫画自体の面白さだけではなく
「え?こんな発想もあるんだ・・」と感心させられる事もあります。
(日本の漫画の読み方と、アメリカの漫画の読み方の違いを表現した作品など)
常にアイデアを工夫し、ギャグ漫画の新しい手法を開発する作者増田こうすけ先生は
これからも面白い作品を描いて頂けると思っています!
是非読んでみて下さいね!