8巻も発売直前!漫画「だがしかし」まとめ

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だがしかしについて

皆さんこんにちは!
最近は夏も本番で日々ムシムシした生活を送っています。
でもこういう季節じゃないと無いイベントってありますよね。
やっぱり夏と言えばお祭りなんですが、
今日は夏、夏祭りに関連する漫画を紹介したいと思います。

「だがしかし」は
以前アニメにもなりましたので、
駄菓子を扱う漫画として結構有名な作品だと思います。
現在も連載中ですが、シナリオはシリアスな部分もあったりして、
未だ注目されている作品ですよ!

 

 

だがしかし登場人物まとめ

枝垂ほたる

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ポジションはヒロインです。
作中有名な駄菓子メーカー枝垂カンパニーのお嬢様。
本来はココノツの父親、ヨウさんを自社にスカウトする為にやって来ました。
主人公のココノツをライバルと認め、毎回みせにやってきては勝負を挑んだり、
駄菓子本来の楽しさを伝え、駄菓子屋になりたく無さげなココノツを誘います。

と言うのも、ヨウさんを自社に引き入れる条件として、
ココノツが駄菓子屋の店長を受け継ぐ事を条件として提示された為、
ほたるはココノツに駄菓子の良さを伝えようとしているのです。
時間を重ねるにつれ、そう言った描写は少なくなり、
ただ駄菓子を食べたり遊んだりして帰るだけになっていきます。
(それでもちらほらとスカウトの話は出てきますが)

作中では一番動くキャラであり、
ほたるがいないとストーリーが回らない位存在の大きいキャラです。
7巻で一度いなくなりますが、そこはまた順序を追って説明します。


鹿田ココノツ

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本編主人公です。
14歳で将来の夢は漫画家になる事。
駄菓子屋を継ぐ気はまるで無く、ヨウさんとほたるが一番悩んでいる所です。
田舎に住んでいますが、突然現れたほたるに一目惚れ、
けど駄菓子屋を継ぐのは・・と言うストーリーです。

将来の夢である漫画を描く事に集中するあまり、
父親のヨウさんを放ったらかしにする等冷たいような部分もありますが、
ちゃんと優しい性格をした男の子です。
実は駄菓子への知識も豊富で、駄菓子屋の才能(商才)に溢れています。
本人としては全く自覚が無いのですが、ごくたまにやる気を見せると
駄菓子屋の経営を持ちなおしたりする程の腕前を見せます。

主に作中ではツッコミ役ですが、
悪ノリするとボケ役に変わります。


ヨウ

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ココノツの父親。ココノツの暮らす田舎では変わり者として有名ですが、
実際の所駄菓子屋業界では良い意味で有名な人物です。
駄菓子の知識も豊富で、駄菓子屋の店長としての振る舞いなどもほたるから高い評価を受けています。
ただかなり抜けた性格と、店の駄菓子を勝手に食べる事などから
ココノツには良く怒られており、呆れられています。
ほたるとは波長が合うようで、作中でも仲の良い描写が度々出てきますが、
そんな彼を枝垂カンパニーにスカウトする為、ほたるは日々尽力します。

ビンラムネに依存していたり、粒のラムネを与えると酔いから醒めて元気になったり、
なんだかんだで駄菓子にはかなり愛着があるようです。


遠藤サヤ

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喫茶店「エンドウ」のマスターの娘です。
恐らくクソ田舎(と作中で呼ばれている)で唯一の喫茶店かと思います。
主人公ココノツの事が大好きで、一応隠してはいますがバレバレな所がまた面白いです。
耳にピアスをして三白眼なので、かなり怖い印象を持たれますが、
素直で優しい子なのが印象的です。(怒るととても怖いですが)


遠藤トウ

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喫茶店「エンドウ」のマスターの息子です。
ココノツとは親友で小学校から一緒の描写が出てきます。
明るい性格でとても良い友達なのですが、
たまにおかしな言動を取るのが面白いです。
ただ、最近は他のキャラもおかしな言動を取るので
ツッコミ役に徹する事もしばしば。
たまにサングラスが取れる描写がありますが、
取れるとサヤにそっくり。


尾張ハジメ

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7巻から主に出てくる20歳のバイトのお姉さん。
以前は駄菓子屋の向かいのコンビニで働いていたものの、
全出勤日遅刻でクビに。
その後、最低時給で募集しているシカダ駄菓子に住み込みで働く事になりました。
生活態度はいい加減ですが、勉学の事や漫画には詳しいみたいで、
何かとココノツのサポーターになります。

 

イチ押し各話紹介

この漫画の面白い所は
何と言っても駄菓子の魅力を語る部分にあるのですが、
漫画の前半はそう言った駄菓子のお話、
後半は人物にスポットが当てられるお話が多いです!
それではどんなエピソードがあるのか、
皆さんに一部だけ紹介します。


16話:ビンラムネの話

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ある日の夜、ココノツは店内で父親とほたるを見つけます。
何やら怪しげな雰囲気・・まるで覚せい剤を吸引しているようなのですが(笑)、
実際は駄菓子のビンラムネ。
あまりメジャーではないと思われるこのお菓子ですが、
この作品ではやけに危ないお菓子として紹介されています。

この回のほたるの普段見せない怖い表情と、
父親のヨウさんのビンラムネへの依存症ぶりがポイントです。
以前アニメにもなった際、この回は使用されていました。
ビンラムネは逆さから吸うのが公式な食べ方と言うのも、
少し変わっていて面白いエピソードでしたよ!


2話:うまい棒の話

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初期のお話です。
このエピソードがだがしかしの中でも一、二番を争う有名なエピソードでは無いでしょうか。
ほたるとココノツが初めて出会うシーンですが、
ほたるはココノツがどのくらいの力量を持っているのか(勝手に)テストをします。
うまい棒で新しい組み合わせを考えろ、と言うものですが、
ココノツは思い付きでほたるを圧倒していきます。
最終的にピザ・オニオン・コーンポタージュ味の三すくみで
「イタリアン気分セット」の組み合わせでほたるを納得させます。

ほたるがオッティモ!(おいしい)と叫ぶシーンが恐らく有名だと思います。

そんな訳でだがしかしは始まるのですが、
ライバル感を出していたのは最初だけで、
だんだんと駄菓子を食べにくる女の子が主軸のギャグ漫画になります(笑)


107話:花火大会の話

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いつもの雰囲気と違ってギャグは無く、シリアスなお話です。
巷ではここで一つの区切りとされています。
夏の終わり、最後のイベント、ほたるがいなくなる最終日として物語は描かれています。
ある日花火大会のある昼下がり、ひょんな事から二人きりになるココノツとほたる。
いつもであれば遠藤家の二人を誘ってのお祭りとなるのですが、
これをチャンスと思ったココノツはほたるだけを誘い一緒に花火を見に行くことに。

結局花火大会には色々なアクシデントから間に合わず、
花火の見える海沿いのベンチで見る事になりました。
何とか告白したいココノツですが、勇気を持って言う事が出来ません。
そんなココノツを尻目に、ほたるはこの街を去る事を話します。

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この話の前にも少しずつ寂しい雰囲気が出て来ていたので、
何となく読者も予兆があるのは分かるのですが、
人気ヒロインがいなくなる、と言う展開は作者の勇気を見ました。
いずれ戻って来る、とココノツに話し別れを告げるシーンは寂しさが募りますよ。

ただのギャグ漫画かと思っていたのですが、
作者の漫画に込める思いが見え隠れする良い漫画だと思います。

 

まとめ


如何だったでしょうか。
未だに現在も連載中で、
なおかつ非常に面白い漫画です。

最近ではどちらかと言えば駄菓子よりも

人間関係にスポットを当てているように思います。
なので、途中シリアスになったり感情の起伏の激しい漫画でもあります。

途中ヒロインであるほたるが夏祭りで
フェードアウトした展開は、読者のみならず、
編集者ともかなり揉めたそうです。
マンネリ化を防ぐアイデアだったとはいえ、
人気キャラがいなくなるのは勇気ある決断ですよね。

個人的にはキャラがどうなっていくのか、
今非常に楽しみな漫画でもあります。
皆さんも是非、暇があれば読んでみては如何でしょうか!

 

 

 

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