愛すべき映画バカ!クエンティン・タランティーノ監督作品

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世界で最も知られている映画バカ、クエンティン・タランティーノ、通称タラちゃん。母親がスーパー映画好きだったこともあり、とにかく映画を観まくっていたとか。中学までは順調に進むも高校は中退。地元の劇団で活動し、22歳で今は世界で知られるビデオ屋「マンハッタン・ビーチ・ビデオ・アーカイブ」で働き始める。ここで大量の映画に囲まれ、偶然にも同じスタッフとして働いていたロジャー・エイヴァリーや、マニアなお客さんたちと映画談議に花を咲かせまくったそう。学歴は中卒でも、ある意味での英才教育を受けたタラちゃんはデビューから衝撃でした。そんな彼の代表作を一挙紹介しまっす!

 

 

レザボア・ドッグス(1992)


『レザボア・ドッグス』 日本予告篇


タラちゃん初監督、脚本、出演作品。お互い素性を知らない悪党6人。ホワイト、オレンジ、ブロンド、ピンク、ブルー、ブラウンと、色のコードネームでお互いを呼び合い宝石店に強盗を仕掛ける。しかし、その強盗はすでに警察に知られており、ミスターホワイトと重傷のミスターオレンジ.は命からがらアジトのガレージに逃げ込む。6人の中に裏切者のスパイがいる…。
猛烈にかっこいいオープニングとタラちゃんが展開するマドンナの曲への変態解釈に世界がドン引き…否、大絶賛のスタンディングオベーションを贈った一作。

 

パルプ・フィクション(1994)


「パルプ・フィクション」予告編


マフィアの組織メンバーの話を軸に様々な時間軸が交錯する。「パルプ・フィクション=くだらない話」が作品の半分以上を占めており、初めて観たものはその革新的な作風に混乱するかもしれない。プロローグは若くガラの悪いチンピラカップルがレストランで強盗を企て、その場で実行するシーンから始まる。マフィアの殺し屋、ビンセントとジュールスは裏切者の青年から取引の品のアタッシュケースを取り戻す。ビンセントはマフィアのボスの妻ミアの世話を頼まれる。その後も次々とシークエンスが切り替わり最後は旧聖書ときたもんだから日本人には謎がいっぱい。でも、なんかかっこいい。解説見ると尚かっこいい。すごいよタラちゃん!

 

キル・ビル(2003)


Kill Bill - Trailer


5年以上の沈黙を破り、名作引っ提げタラちゃんが帰ってきました。タイトルの通り、「ビル」を「殺る」ストーリーです。カタギになった元殺し屋ザ・ブライド。幸せな結婚式を挙げる為リハーサルしていた。その時、組織の元ボス「ビル」とその手下が乱入。夫を殺されお腹にいた赤子もリンチにより失ってしまう。4年間の昏睡状態から目覚めたブライドは復讐の鬼と化す…。日本の文化、取り分け殺陣のシーンには強いこだわりが垣間見えます。それにしても千葉真一好きですねえ…。そして、ルーシー・リューの「ヤッチマイナァ!」はあまりに有名かも。


後半に続くよ!