人間関係に疲れたら・・心温まる映画は如何ですか?ヒューマンドラマ映画BEST5!

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人間関係に疲れて会社に行きたくない、
友人や恋人とケンカして誰とも関わりあいたくない・・。
こんな事ってやっぱり誰にでもありますよね。

そんな時は心温まる映画は如何でしょうか。
今日は僕が見たヒューマンドラマbest5を紹介したいと思います。

第5位 ビッグフィッシュ

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エドワードは話の上手い人で、皆を楽しませるのが得意でした。
しかし息子ウィルはエドワードの話は嘘ばかりで、

全く信用出来ないと不仲が続いていました。

病に倒れたエドワードに対し、

ウィルは過去の話が本当かどうか、確かめる旅に出ます。
エドワードが自分で妻に語るシーンと、

ウィルが旅の中で知るエドワードのシーンが交互に織り交ぜられ、
父親の話はもしかしたら本当なのかもしれない・・と言う作品です。

 

過去の話から現実に戻り、ラストシーンになると言うのは
フォレスト・ガンプにも少し似ている展開だと思います。

少年時代、エドワードは不思議な眼を持った魔女に悪友と共に会いに行きます。
魔女の眼を見ると自分の死ぬ間際を見る事が出来、

自分の死に際がどんな最期かエドワードは知る事となります。


この場面が伏線となっており、

死期が近いエドワードは息子のウィルに

自分が死ぬ間際はどんな事をするか?と問いかけます。
ウィルはエドワードの過去を知る度に、

その魔女の眼から見たエドワードの最期に近づいていきます。

 

ラストシーンが全てを物語る作品です。
その為多くを語る事が出来ないのは残念ですが、
父と子の関係が徐々に親子に戻っていく過程を見て頂ければと思います。
ティムバートン監督の、不朽の名作です。

 

 

第4位 ウォルター少年と、夏の休日

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舞台は60年代のテキサス、
長い間行方不明だった叔父の兄弟が帰って来たと言うのです。
しかも、莫大な財産を持って!

 

これを聞いたウォルター少年の母親は
この年老いた兄弟の財産を相続させる為、
夏休みに兄弟の家に遊びに行かせます。
この兄弟の秘密とは、
そして兄弟の過去に迫っていく作品です。

 

最初の方こそ財産を狙ったセールスマンが
ショットガンで追い返されたり、
少年も母親の勝手な都合で来ているので、
関係的にはギクシャクしているものの、
メスライオンを自宅で買う事になった辺りからはお互いの心が打ち解けて行きます。

 

兄が夜な夜な夢遊病のように外で踊る姿を見て、
弟は兄の過去をぽつぽつと語り出します。
その過去は紛れもなく素晴らしい栄光でした。

 

しかし、この映画の一番のポイントは、
この過去の話がどこまで真実か分からない、と言う事です。
他人に過去を語る時、どうしても尾ひれは付いてしまうもの。
しかし、兄弟が持ち帰った財産だけは映画上真実です。

 

この作品は観た人に真実か、尾ひれが付いているかを委ねています。
少年と老兄弟の暖かい交流と、人生の先輩としての昔話、
心動かされる物語が観たい方には是非オススメですよ!

 

第3位 トゥルーマン・ショー

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青年トゥルーマンはどこにでもいる普通の青年です。
でも、一つ違うのは彼が24時間テレビの視聴者に監視されていると言う事。
そして、自分と関わり合いのある人間はエキストラと言う事です。

 

彼は生まれた時から孤島に住まわされており、
24時間監視されるテレビ番組の主演だったのです。
勿論、彼はその事を知らずに普通の生活をしています。
親友もいるし、妻だっています。

 

しかし、ある日の事死んだはずの父親が目の前に現れます。
少しずつ自分の生活に違和感を抱き始めたトゥルーマンは、
その違和感を確かめるべくたくさんの行動に出ます。
誰もが妄想した事のある、「自分が誰かに監視されているのではないか?」
と言う設定を映像化した作品です。

 

アイデアが面白く、エキストラのちょっとした抜けに気が付く部分も楽しい作品です。
テレビのプロデューサーの視点と、テレビの視聴者の視点からも考えさせられます。
トゥルーマンはその世界のわずかな抜けに次々と気が付き、
死んだはずの父親に二度目の再開をした時、この世界からの脱出を図ります。
しかし飛行機は運航休止、水恐怖症であるトゥルーマンは船にも乗れません。

 

水恐怖症に打ち勝ちボートを漕いで世界から脱出しようとするトゥルーマン、
プロデューサーはトゥルーマンの脱出を妨害する為作り物の嵐で対抗しますが、
ついに世界の果て、セットの壁にぶつかるのです。
どこまでも広がる海だと思っていましたが、

いきなりセットの壁にぶつかり驚くシーンは必見です。

 

一人の人間の究極の自立を描いたこの作品は、
テレビの視聴者の声なき応援と、次第に自立を応援するようになるエキストラの
暖かい繋がりが見れるヒューマンドラマです。
最後の視聴者の反応も必見です。

 

第2位 ターミナル

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主人公ビクターは祖国が飛行機に乗っている間に
戦争で無くなってしまい、国籍不明として空港内に閉じ込められてしまいます。

 

ある理由で必ずアメリカに入国したいビクターは、
不法入国はせず、許可が下りるまで空港内で待つ事を決意します。

 

空港内での色々な人間に触れ合う内に、
恋や人それぞれがが持つ問題に飛び込んでいきます。
空港内に滞在することを快く思わない警備局の人間の嫌がらせに耐えながら、
様々なドラマを見る事が出来る作品です。

 

前半のビクターのお金を集めるシーンや、
清掃員のお爺さんグプタのコメディ溢れるやり取りは見ててとても楽しくなります。
キャビンアテンダントのアメリアとのロマンスはラストまで続きますが、
最終的にどうなるかは見て頂ければと思います。
アメリアとのやり取りの中で、

空港側から持たされたポケベルを投げ捨てるシーンは名シーンです。

 

私がこの映画を見たきっかけは、

スピルバーグ監督だったから、と言う単純な理由でした(笑)
まさかヒューマンドラマのジャンルでこの監督が作るとは!と思い、

すぐに映画館に観に行った覚えがあります。
終盤のグプタの行動で涙を流してしまいました。
観て良かったと思える作品ですので是非鑑賞下さい。

 

 

第1位 パーフェクトワールド

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脱獄犯のブッチは、食糧を調達する為
エホバの証人に入信している家に忍び込む。
ひょんな事からその家の子供、
フィリップと共に警察から逃走する生活を送る事になるが、
最終的に不運が重なり警察に包囲される。
ブッチが最後に取った行動は号泣すると思います。

 

僕がまだ少年時代に観た映画です。
当時見た時から号泣し、
最近レンタルしてまた号泣しました(笑)
ケビンコスナーとクリストンイーストウッドと言う豪華俳優の映画ですが、
素晴らしい映画でした。

 

ケビンコスナー演じるブッチは
幼少時代母親がおらず父親に育てられますが、
毎日のように虐待されていました。
その反動からか、犯罪に手を染めるのに時間はかからず、
少年時代から犯罪を犯すようになります。


しかし、このブッチは非常に純粋なキャラなのです。
父親からの愛情に飢えて生きて来た様子が、
映画の中に何度も表現されています。

 

誘拐したフィリップに一枚の絵ハガキを見せ、
父親はそこに住んでいる事を伝えます。
「あの頃よりはお前に優しく出来る」と書かれているハガキを手に、
この絵ハガキの場所に行きたい、

この場所こそパーフェクトワールドだとフィリップに伝えるシーンと、
農場に隠れ警察の追っ手からやり過ごしていた時、
農夫に迎えられ暖かい家族のやり取りがありますが、
息子を執拗に叱る光景を見てブッチが家族を拘束、
「どうしてそんなに息子に手を挙げるんだ!」と農夫に

銃を向けるシーンは何回見ても涙が出ます。

 

最後のシーンはネタバレになってしまうので伝えられませんが、
フィリップの願いを叶えようとするブッチのシーンは号泣してしまいます。
必ず心温まる、是非鑑賞して頂きたい映画です。

 最後に・・・

如何だったでしょうか。
心が疲れた時、人間関係に傷付いた時は、
こう言ったヒューマンドラマの映画を見ると癒されますよ。
是非、皆さんにも観て頂ければと思います。