百合でかわいいと評判!アニメ「うらら迷路帖」の感想
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百合は何故、かくも甘美なのでしょうか。
占師を目指す15歳の女の子たちの百合アニメ、それが「うらら迷路帖」です。今日はうらら迷路帖を紹介します。
(※ネタバレがありますから要注意です)
- うらら迷路帖とは何か?
- 百合要素(1)<男がほとんどいない世界>
- 百合要素(2)<謝るときはお腹を見せる>
- 百合要素(3)<ニナと佐久はお似合い夫婦>
- 百合要素(4)<佐久の部下は佐久を愛している>
- 百合要素(5)<時々差し込まれるちょいエロシーン>
- まとめ
うらら迷路帖とは何か?
「うらら」というのは、このアニメの世界の占師です。
物語は、うららたちが住む迷路町に主人公の千矢(ちや)がやって来たところから始まります。
山で暮らしていた千矢が、顔も知らぬ母親を探してやって来たのが迷路町でした。
そこで、巽紺(たつみ こん)、雪見小梅(ゆきみ こうめ)、棗ノノ(なつめ ノノ)という見習いうららたちと出会い、共に切磋琢磨しながらうららを目指す、というお話です。
そんな作品なのですが、実はこのアニメには百合要素がたくさん含まれています。
以下、一つずつ見ていきます。
百合要素(1)<男がほとんどいない世界>
まぁ、これは日本のアニメでは結構ある話ですが、男はほとんど出てきません。そもそもが、うららたちが住む迷路町は、住んでいるのは女性ばかりなのです。それは、「うららは15歳以上の女性でなければいけない」とされているからです。
必然的に女性ばかりになるので、そこでのやり取りを通して百合要素が強くなるのは自然なことです。(素晴らしいですね!)
百合要素(2)<謝るときはお腹を見せる>
千矢は、山の中で獣たちと一緒に暮らしてきたので、「獣的な」行動をよく取ります。相手が怒っているときは、「怒ってる!謝らなきゃ!」と思って、お腹を見せます。
日本全国の大きなお友達が大喜びなのは、千矢が、自分のお腹のみならず、「他人」にも、「謝るときにはお腹を見せる」というルールを押し付けて、無理やり脱がす、という行為を行うからです。
そうやって、千矢と紺・小梅・ノノたちがあられもない格好になって、くんずほぐれつしていると、大抵、そういう現場には色井佐久(いろい さく)という、迷路町の警ら隊所属の十番地隊長がやって来て、
「なんて破廉恥なことをっ!」と、ショックを受け赤面します。
百合要素(3)<ニナと佐久はお似合い夫婦>
棗ノノの姉の棗ニナは、千矢たち見習いうらら4人の先生です。
そして、ニナとニナの幼馴染である佐久は、とても仲良しです。
あるとき、千矢たち4人が「いつもお世話になっているニナ先生に、恩返しをしよう」と、ニナにぴったりの運命の人を
探し出そうと、占いで街中を探し始めます。
(迷路町は、「住んでいるのが女性ばかり」というだけで、男性が入ってはいけないという訳ではありませんので、旅をしている男性がふらりと立ち寄る、ということが普通に起こります)
でも、なかなか占いが上手く行かず、途方に暮れていたら、偶然素敵な男性と出会い、あの人だ!と思ったら、立ち去ってしまい、
でもその後、また出会い、これで決まり!・・・と思いきや、それはトラブルメーカーの4人を見張るために変装していた佐久でした。
「そう言えば、ニナ先生の好みは、先生の大切なもの(千矢たち4人)を大事にしてくれる人だった!」
と気付き、「じゃあ、ニナ先生の運命の人は佐久隊長だ!」みたいな流れになり、当然のようにそれが4人全員の共通理解になりました。
破廉恥を取り締まる立場にも関わらず恥ずかしがり屋の佐久と、面倒見が良いけど、たまに物凄くネガティブになるニナは、でこぼこコンビだけど良い夫婦になりますね。
(どちらが夫か分かりませんが・・・)
百合要素(4)<佐久の部下は佐久を愛している>
佐久の部下の大島と塩沢は、迷路町で活動しているので、もちろん2人とも女性なのですが、佐久のことを心底愛しています。
恐らく2人とも、「将来誰と結婚したい?」と聞かれたら「佐久隊長!」と言いそうなくらい、恋焦がれています。
その愛は、単なる表面上のものではなく、「本能」的なLVまで達しているらしく、佐久が変装していた際には、その不審人物を
佐久と認識していなかったにも関わらず、胸が高鳴ってしまいます。
「めちゃめちゃ怪しいのに何故か惹かれる!」
「カラスよりも黒が似合うなんてカッケー!」
「は!隊長という存在がありながら!」
「他の人にトキメクなんていかんいかん!・・・でも!」
どうやら、佐久に対する2人の愛は山よりも高く海よりも深いようです。
百合要素(5)<時々差し込まれるちょいエロシーン>
基本的に「可愛い」を前面に押し出したアニメなので、エロシーンはそれほど無いはず・・・が、
先述の千矢の「お腹見せ」をはじめとして、意外に散りばめられていたりします。
「占い」というテーマを通じて巧妙に組み入れられたそれらは、「ホクロを探して占う」という話では、
自然な流れで服を脱ぐことになり、女の子同士で全身のホクロを探す中で、以下のようなやり取りがあったりします。
「えっと・・・膝の裏は・・・?」
「ん!・・・はぁっ!・・・ご・・・ごめん・・・
へ・・・変な声・・・出ちゃった・・・」
「あ・・・えっと・・・」
この辺は、制作者の何かしらの意図が感じられますね(笑)
他にも、普段男のような喋り方をしている佐久隊長が、顔を舐められて可愛い声を上げてしまったり、
ストーリー上に上手く「一緒にお風呂に入る流れ」が入れられていたりと、緻密に計算されたエロが
あちらこちらに散見されます(笑)
1話に1つくらいはあるので、探してみてください。
まとめ
がっつりではなく、あくまで爽やかに、でもしっかりと百合要素が入っているアニメです。
「かわいいは正義!」ならぬ「百合は正義!」という方は必見ですので、チェックしてみてください。