隠れた名作アニメけものフレンズのまとめ
スポンサーリンク
ケモナー大歓喜のアニメがあります。
その名も、「けものフレンズ」。
隠れた名作として、一部で大人気となっている
このアニメを今回は紹介します。
(※ネタバレがありますので注意してください)
- けものフレンズとは何か?
- 最初、評判は最悪だった!?
- ホラーアニメ!?人類の姿が一切見えない世界
- 新たなフレンズに会うたびに「意味深なセリフ」が出る
- 中毒性のあるオープニング
- 突っ込みどころが満載の冒険
- 番組の真ん中と最後に新しいフレンズの音声解説が入る
- まとめ
けものフレンズとは何か?
けものフレンズは、「かばん」というキャラクターが、
記憶喪失の状態で動物園「ジャパリパーク」に現れ、
可愛い女の子に擬人化された動物たち(フレンズ)との出会いを
通して、自分が一体何者なのかを知るために「図書館」を目指す、
というアニメです。
元々はスマートフォン用ゲームでした(2016年12月14日に
サービスを終了)が、その後漫画化され、
さらにテレビアニメ化されました。
最初、評判は最悪だった!?
キャラクターはみんな可愛いのですが、
第一話で、特に何かドラマチックなことが
起こるわけではなく、敵との戦闘も微妙で、
かと言って日常系と言うには中途半端な
雰囲気だし、突出した個性的なキャラが
出て来るわけでもなく・・・ということで、
これはダメだ、見る価値が無い、と、
多くのバッシングがありました。
しかし、1話切りをした人たちを横目に、辛抱強く2話目以降も
見続けた人たちには、大きなご褒美が待っていました。
ホラーアニメ!?人類の姿が一切見えない世界
可愛いキャラたちが間の抜けた声で話しているし、
各話タイトルが「さばんなちほー」などと、これまた
可愛らしい表記なので一瞬騙されますが、この世界には大きな
秘密があります。
動物であるフレンズたちが大勢出てくる一方、
人間が全く姿を現さないのです。
先述の「さばんなちほー」を初めとして、「じゃんぐるちほー」、
「こうざん」、「さばくちほー」と、様々な場所へと
主人公のかばんとサーバルが訪れるのですが、
どこにも人はおらず・・・
ただ、「バス」や「ロープウェイ」や「喫茶店」や
「ソーラーパネル」やなど、以前は確かに
そこに人類が存在した痕跡は残っています。
この舞台設定から、視聴者たちから、「ホラーアニメだ」との
評判が漏れ始め、1話進むごとに謎が少しずつ解明されていき、
しかし、今度はまた新たな謎が生まれる・・・という、
まるで推理ゲームのような面白さが出て行きました。
単なる「可愛い」や「萌え」だったアニメが、
その評価を180度変えられた瞬間です。
新たなフレンズに会うたびに「意味深なセリフ」が出る
場所を少しずつ移動しながら、主人公たちは
新たなフレンズに会います。
その度に、フレンズたちが、ぼそっと、何気なく
「意味深なセリフ」を言うのです。
トキ「私、元々大きい羽だったし、この羽は“動物だった頃”より、
便利に飛べるの」
トキ「(かばんに対して)あなた、“今年の噴火で生まれた”んですって?」
ツチノコ「やっぱりここは“人”を楽しませるためにわざわざ作られたんだ!」
ツチノコ「多分、正式に使われる前に、“例の異変”が起きて。
だから地図には載っていなかったんだろう」
ラッキービーストという、フレンズに「ボス」と呼ばれているロボット
みたいな生き物がいるのですが、ラッキービーストも、
「“フレンズ化”のときにその影響があったのかもね」と、
「フレンズ化」という引きの強い言葉を残しています。
さらにツチノコは、去り行くかばんに対して、
「あいつ、絶滅していなかったのか・・・」と、
不穏な言葉も残します。
「意味深なセリフ」と謎解きも面白いですが、
このアニメの魅力はそれだけではありません。
中毒性のあるオープニング
「獣(けもの)はいても除け者(のけもの)はいない」
という名言っぽい歌詞が印象的な、アップテンポな
明るいオープニング「ようこそジャパリパークへ」は、
フレンズたちがみんなで一緒に歌っている感じがして、
とても楽しい気持ちになります。
また、画像にあるように、「既に登場したフレンズは
顔が出ているが、まだ見ぬフレンズはシルエットのみで
顔が隠れている」という演出が、まるで「まだ見ぬ強敵たち」
「ボスが隠れている」と評判になりました。
突っ込みどころが満載の冒険
バスを見つけた主人公たちでしたが、車体の前部と後部が川を
挟んで反対側の対岸に別々に置いてあるのが分かりました。
そして、それを一つに戻すために、かばんのアイデアで
橋もどきを川に掛けるのですが、完全な橋ではなく、
むしろ板が無い場所の方が多いので、しょうがないから、
サーバルが自分の身体の何倍もあるバスの前部を担いで、
そのまま、板のあるところをジャンプして行きます(笑)
おいおい、それ無理があるだろう、と思わず突っ込まずには
いられません(笑)
他にも、雲海が見えるような崖をサーバルが一人(一匹?)で
登り、あと少しで頂上、というところで、バランスを崩して
地上まで一気に落ちて、でも無傷(!)とか、
突っ込みどころが満載で、見ていて飽きません。
番組の真ん中と最後に新しいフレンズの音声解説が入る
「本編」との反応も多いのが、この「フレンズの音声解説」です。
新しいフレンズが登場するたびに、大体番組の真ん中と最後に、各地の
動物園に電話取材したであろう「雑音交じりの音質が悪い音声」が流れます。
これは叩かれるのでは!?と思いましたが、意外や意外、
視聴者からは、好意的に受け取られて、このコーナーを
心待ちにする人も増えていきました。
日本各地の動物園が出てきましたが、第4話で、
「あめりか」の「ろーれんおねえさん」が登場!
とうとう、国境を越えました。もちろん英語です(笑)
字幕がついており、この回はその後、「ツチノコ」が
出たこともあり、神回となりました。
(ツチノコ・・・動物?(笑))
ちなみに、きちんと「ツチノコ」の解説も
されていました。
まとめ
可愛いキャラに、人間がおらず謎解き要素のある
ホラー感、思わず突っ込まずにいられない冒険の数々など、
魅力的な特徴をいくつも備えたのがけものフレンズです。
ケモナーのみならず、一般的なアニメ好きにも
楽しめる作品と言えるでしょう。